初代神武天皇– category –
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古事記|神武①|東征|旅立ちからナガスネヒコとの戦いまで
【神武の旅立ち】 現代語 鵜葺草葺不合命の末っ子の神倭伊波禮毘古命(カムヤマトイハレビコの命)は、兄の五瀬命(イツセの命)と高千穗の宮で相談されました。 兄さん。どこに行けば天下を治めることができるだろうか。東の方に行ってみようか。 という... -
古事記|神武②|東征|熊野の戦い。高倉下が持ってきた布都御魂の神剣の威力
【熊野の荒ぶる神】 現代語 神倭伊波禮毘古命は、なおも男水門を廻って進み、熊野村(くまののむら)に上陸しました。 熊野の村では、大熊が現れたかと思うと、すぐに姿を消しました。 すると、突然、神倭伊波禮毘古命は力を失い、兵士たちも皆気を失って... -
古事記|神武③|東征|宇陀の戦い。エウカシとオトウカシの兄弟。
【吉野で軍勢を得る】 現代語 そこで、遣わされた八咫烏の後を進んで行き、吉野河の河尻(下流)に到着したところ、 竹を編んで作った漁具で漁をしている人がいました。 そちは誰じゃ? 私は国神(くにつかみ)で、贄持之子(ニヘモツノコ)と申します。 ... -
古事記|神武④|東征|忍坂の戦い。八十建掃討作戦と天神御子軍の戦歌
【忍坂の大室】 現代語 宇陀を制圧した神倭伊波禮毘古命は、いよいよ大和へと向かうべく宇陀から下り、忍坂(おさか)にさしかかりました。 そこには、尾のある土雲の大勢の兵士が、大室にたむろしています。 そこで神倭伊波禮毘古命は作戦を考えました。 ... -
古事記|神武⑤|ヤマト建国|橿原宮造営と大物主神の娘
【橿原宮の造営】 現代語 ナガスネヒコ討伐を果たした神倭伊波禮毘古命のもとに、邇藝速日命(ニギハヤヒの命)がやってきて、 天神御子が天降られてこられたと聞きましたので、私も後を追って降ってきました。 と申し上げ、天津瑞(あまつしるし)を天神... -
古事記|神武⑥|妻問い説話|伊須気余理比賣との結婚と御子
【妻問い説話】 現代語 さてさて、 髙佐士野(たかさじの)を七人の乙女が歩いています。その中に伊須気余理比賣もいるようですよ。 大久米命が伊須気余理比賣を見つけて、歌で神武天皇に申しあげました。 倭の高佐士野を 七人で行く乙女たち、 誰をお召し...
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