15代応神天皇– category –
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古事記|15代応神天皇①|応神天皇の系譜
【応神天皇の后妃・皇子女たち】 現代語 応神天皇:品陀和氣命(ほむだわけの命)は、輕嶋の明宮(かるしまのあきらのみや)に都を定めて、天下を治めました。 天皇は品陀眞若王(ほむだまわかのみこ)の三人の娘を后とされました。 その三人の娘は、 高木... -
古事記|15代応神天皇②|皇位継承者の指名と、その理由
【応神天皇、三皇子を試す】 現代語 ある日天皇は、大山守命(おほやまもりの命)と大雀命(おほさざきの命)に聞きました。 「お前たち、年上の子と年下の子とでは、どちらが可愛いと思う?」 実はこの時、天皇は大山守命と大雀命と宇遲能和紀郎子のうち... -
古事記|15代応神天皇③|髪長比賣の譲渡や吉野の国主歌の真意とは?
【美しすぎる髮長比賣】 現代語 天皇は、日向国の諸縣君(もろあがたのきみ)の娘の髮長比賣(かみながひめ)が、とても美しい乙女だという噂を聞き、召し出させました。 日向から船に乗ってやってきた髮長比賣を、皇太子の大雀命が難波の津で見るなり、そ... -
古事記|15代応神天皇④|新羅と百済からの渡来人
【事績と百濟の朝貢】 現代語 この御世に、海部(あまべ)・山部(やまべ)・山守部(やまもりべ)・伊勢部(いせべ)が定められました。 また、劒池(つるぎいけ)が作られました。 新羅人が渡来したので、建内宿禰命が新羅人を指揮して、渡の堤池として... -
古事記|15代応神天皇⑤|大山守命の反乱と皇位継承の結末
【大山守命の乱】 現代語 応神天皇が亡くなったあと、大雀命は応神天皇の言葉を守り、宇遲能和紀郎子(うぢのわきいらつこ)に天下を譲ることにしました。 しかし、大山守命は応神天皇のお言葉に反して、天下を取るために弟の宇遲能和紀郎子を殺そうと兵を... -
古事記|15代応神天皇⑥|天之日矛と阿加流比賣神
【天之日矛と阿加流比賣神】 現代語 遠い遠い昔の話です。新羅国主の子の天之日矛(あめのひこほ)が渡来してきました。 渡来の理由は次の通りです。 新羅国に一つの沼がありました。阿具奴摩(あぐぬま)といいます。 この沼の畔で、身分の低い女... -
古事記|15代応神天皇⑦|秋山之下氷壯夫と春山之霞壯夫
【秋山之下氷壯夫と春山之霞壯夫】 現代語 伊豆志之八前大神には娘がいて、伊豆志袁登賣神(いづしをとめのかみ)といいました。多くの神がこの伊豆志袁登賣と結婚したがりましたが、誰も結婚できませんでした。 そしてここに、兄弟の神がいました。兄を秋... -
古事記|15代応神天皇⑧|応神天皇の系譜・御陵
【応神天皇の御子達の系譜】 現代語 応神天皇の御子の若野毛二俣王(わかのけふたまたの皇子 )が、母の妹の百師木伊呂辨(ももしきいろべ)、亦の名を弟日賣眞若比賣命(おとひめまわかひめの命)を娶って生まれた御子は、 大郎子(おほいらつこ )、亦の...
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